メカブやモズクなどの海藻に含まれるフコイダンは、サイトカインを抑制して症状を和らげ、岩のりとかトコロテンなどのグリフィスシンという成分は、ウイルス感染そのものを抑制する。(引用)

サイトカインとは

サイトカインとは体内にあるタンパク質のことで、これが悪い物質であるわけではなく、病原体に感染した際などに免疫機能としての反応を起こしてくれる物質であり、病原体を排除するインターフェロンなどの放出させることで、病原体を速やかに排除させるという意味で重要な物質です。

しかし、風邪などを引いた時に身体に起きることなどを考えれば、病原体に対しての身体の反応は、悪寒だったり嘔吐だったり、倦怠感、頭痛、発熱であったりと、苦痛を伴う反応が多いものです。それがあまりに進行すると、身体の危険度も高まることになってしまいます。

このように、サイトカインの「過剰な放出」により、症状が激しくなってしまうことがあるのです。
それが重症化に結びついてしまう。

フコイダンとは

若くて病気のない元気な人が重症化する場合、「免疫反応によりサイトカインが過剰に放出し、結果として、免疫系が自分を守るのではなく、自分を攻撃するものとなってしまう」ことにより、悪化してしまうという場合があるのです。

スペインかぜでは、亡くなった人たちの多くが若い世代でしたが、それは普通のインフルエンザと違う(普通は乳幼児や高齢者の死亡率が高くなります)状況でした。その理由のひとつに、サイトカインの過剰な放出(サイトカインストーム)があったのではないかという推測はあります。

食用の紅藻

・イワノリ
・トサカノリ
・イギス
・エゴノリ
・ギクンナンソウ
・フノリ
・テングサ

【参考URL】

1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンに

write