内海聡先生FBにて

覚え書きとして、以下引用させて頂きます。

引用————————————————
家康が幼少で竹千代と呼ばれていた頃、父親が早逝し、隣国の今川義元が後見人になるという理由で、今川家に人質に差し出された。
義元が家臣から「竹千代をどのように育てればいいでしょうか?」と問われたときに、一言「むごく育てよ。」と言ったそうだ。
これを聞いた家臣は「分かりました、それでは厳しく育てます。」と答えたのだが、義元は首を横に振り、「そうではない、むごく育てよと言ったのだ。金銀を与え、うまいものを食べさせ、早くから異性を与えるのだ。」と言ったそうです。
家臣には、訳が分からない。
「そんな贅沢をさせてよろしいのですか?」と聞き返すと、義元は「幼少から華美飽食させ、異性を与え、龍よ虎よともてはやせば、人間なぞたわいもない役立たずに育つものよ。役立たずに育てば松平の領地はわしの物じゃ。こわっぱ一人に贅沢をさせるのなど安いものよ。」と笑ったそうだ。
残念ながら、竹千代は祖母と師父の雪斎和尚に厳しく教育されて、義元の思うとおりにいかなかったが、この一節は今の子育てにも言える。早くから華美飽食させ、甘やかせ、異性を与え、龍よ虎よともてはやす・・・、現代の子供が置かれている状況そのもの。
ちなみに家康は、自分の子供たちを育てる際、鷹狩りに同行させ、仕留めた獲物で作った鍋を目の前にして口にすることを許さず、「大将は、家臣より贅沢をしてはならない、この干した米を食べなさい。」といって泣きじゃくる我が子に、ついに鍋を食べさせなかった。
https://www.facebook.com/satoru.utsumi
引用 終わり————————————————

あま~い美味しいトマトを作る時、栄養を豊富に与えず厳しく育てると良いと聞きました。
野菜も人間も同じですね。

私も、新卒で入社(18歳)した時、一番厳しい先輩の元で働く事になりました。(当時、私は目の前の事しか考えないおバカ人間でした)毎日毎日些細な事で怒鳴られ、毎朝会社に行くのが本当にイヤでした。(でも、逃げずに遅刻もせず行きましたよ)その先輩とは5年程一緒に組みましたが、周りの人たちの私を見る目は「あいつ出来る!」でした。先輩よりも評価が上がっていたのです。同期も3/1残っていたでしょうか?薄給で仕事が辛くみんな辞めて行きました。
先輩の口癖は「お前のために言ってるんだからな!」でした。この言葉が無かったら私も直ぐに辞めていたと思います。
今の自分がいるのはその先輩のおかげです。

人を育てるって難しいと思いますが、しっかりとビジョンを持ってブレずにヤる!(周りや時代に流されないようにヤる。甘やかすのは以ての外。)
と思います。

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