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今シーズンから長男がスキーを始めました。センスが良いのか、教えると直ぐに滑れるようになりました。彼はとても器用でうまく出来るようになるにはどうしたらいいのか?と考えながら物事を進める力がついています。4歳の頃から「おまえ考えろよ!」と長男に言っていたからです。何かをうまくなるには練習や努力も必要ですが、正しい(もしくは自分に合った)やりかたを考えて実行しなくてはうまくなりません。今は「あーしろこーしろ」と教えていますが、ボーゲンを卒業したら自分の滑りたい滑りをしている人を見つけて、よく観察し技術を盗ませるようにしたいと思っています。私もそうしてきましたし「人から見て盗む」ということは仕事や人生においてとても重要です。しかもタダです。よく、スクールへ子どもを預けてスキーを教えている人もいますが、私はスキーを通じて上手くなるまでのプロセスが重要と思っています。それを親がきちんと教えてあげることはもっと重要と考えています。もし、スクールでそこまでのプロセスを伝える人がいるならば、彼は親よりその先生を尊敬するでしょう。親が尊敬される数少ない機会を逃してしまいます。

また、大事なことは、スキーによって自分や他人が傷つく恐れがあること、スキーをするには道具を用意して車に積み込んだり、行くまでにも時間がかかる、スキーをしてへろへろになってもスキーを車まで運ばなくてはならなかったり・・・(自己責任)、なによりお金がかかります。

つまり、スキーをするということは「大人の世界を体験する」ということなのです。今長男は「大人体験」や自由に滑ることが出来ことも相まって「すごく楽しい」と言っています。これこそが人生です。私もそういう長男の成長を見てとてもうれしいです。これも人生。子育てって本当に楽しいですね!

子どもはお金がかかるとか、子育ては面倒(仕事に支障が出る)とか、考えている人は多いと思います。でも子どもの成長を間近で見ることが出来るって本当に「幸せ」を感じますよ!皆さんもこのような成長を肌で感じることの出来るチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?

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