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私、本業はシステムエンジニア・WEBサイト制作、パソコン全般に関わる事をしています。
副業!?として、東北被災地の「子育て支援活動」を行っています。
話すと長いので、簡単に、、、

妻のお母さん(助産師業界で松が丘助産院 宗祥子と言えば知らない人は居ません)が代表を務める、ジェスペールのお手伝いをしています。
毎月、メルマガを発行して、被災地の現状をお伝えしています。そのメルマガで宗先生がいつも「良いこと」を伝えてくれます。

覚え書きとして、以下引用させて頂きます。

引用————————————————
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◆コラム【こそだて玉手箱】
第1回:こそだての基本はお母さんの安定(ジェスペール代表・宗祥子)
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子どもを育てることはとても楽しく、素晴らしいことです。でも、子どもの育て方や接し方に悩んでいるお母さんはよくいらっしゃいます。

悩みの中でよく聞かれるのが「子どもがどうして泣いているのかわからない」という言葉です。特に生まれて間もないと、お母さんのほうもまだ赤ちゃんに慣れていないこともあり、なぜ泣くのかわからない、ということがよくあります。

赤ちゃんが泣くときは、おなかがすいた、眠い、おしっこかウンチをしたい、暑い、また湿疹のあるお子さんですと、かゆいという理由もあります。

しかしすべて満たしていると思っても、まだ泣くときがあります。
それは赤ちゃんにも感情があり、お母さんの不安感やいらだちが投影されることがよくあるからです。

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ではどうしたら良いか、というと意外と答えは簡単です。赤ちゃんをしっかりと安定できるように抱っこしてあげることです。たくさん安心するように話しかけてあげることです。

お母さんが困っていると赤ちゃんも不安なんです。赤ちゃんが泣くときは赤ちゃんだけに気持ちを向けてしっかりと抱きとめてあげましょう。

赤ちゃんを尊重して、もし困ったことがあったらちゃんと説明してあげてください。
きちんと大人に話すように話してあげてください。そして赤ちゃんをしっかりと抱いてあげましょう。きっと赤ちゃんも安心します。

母乳をあげているときは、おなかがすいていなくても乳首を含むことで安心することもあります。そのまま寝てもいいんです。部屋が片付いていなくても、お茶碗が流しにたまっていても、まず赤ちゃんを抱いてあげましょう。

でもお母さん自身が、ご飯を食べることとトイレは、赤ちゃんが泣いていてもしてくださいね。

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赤ちゃんを抱きすぎることはありません。抱き癖をつけるな という言葉ほど安定した育児の邪魔をする言葉はありません。
たくさん抱っこされて、お母さんやお父さんの愛情をたっぷりと与えられて、尊重されて育ったお子さんは、とても安定しているのです。
ということは、お母さん自身が安定していることがとても大切だ、ということですね。

被災地でなくても子育てに不安を持っているお母さんは沢山います。
ましてや被災地では、お母さんが安定している、あるいはゆとりをもって子どもに接する、という根底が揺らぎます。

仮設住宅で不便な生活をしている。親族が亡くなっている、家が流され、いつ元の生活に戻れるのかわからない。仕事も不安定になっている。経済的にも苦しい。
そんな不安感を抱えているお母さんが、安定した気持ちで赤ちゃんを抱くことは難しいかもしれません。

お母さんも優しくされ大切にされなければ、子どもに優しくすることはできないのではないでしょうか?

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東北こそだてプロジェクトはまず被災地のお母さんを大切にしたい、という気持ちからスタートしました。
お母さんたちも大切にされ、子どもたちに余裕をもって気持ちが向けられることを祈ってこの支援を行っています。

ジェスペール 東北こそだてレター 2012/10/13 配信 vol.2
引用 終わり————————————————

先日、「早くこっちへいらっしゃい!」と言う妻の声を完全無視し、3歳の次男が扉に指を挟んでしまいました。
苛立っている妻は「いつも扉を持っちゃダメって言ってるでしょ!だいたい早くこっちに来ないから・・・」と一生懸命泣く次男に説教を始めました。
私は「痛くて泣いてるんだから、まず抱きしめて話を聞いてあげて。説教はその後にしてよ!」と言いました。
女性ってイライラしていると大事な事を忘れてしまいがちなんですよね。

『お母さんやお父さんの愛情をたっぷりと与えられて、尊重されて育ったお子さんは、とても安定しているのです。ということは、お母さん自身が安定していることがとても大切だ、ということですね。』

このことは本当に大事な事だと思います。
※ 妻は子育てについては、私よりもず~と詳しい事を付け加えておきます。

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